夏に南側から直射日光が入らない軒の長さ

夏に直射日光が部屋の中に入らず、冬の高度の低い日差しはウエルカムだと思い、どれぐらいの長さの軒をつければいいのか考えてみた。

が、結局うちは幸か不幸か南側の窓は居室ではなく吹き抜けの玄関になるし、そもそも南向きの窓が少ないから、それより屋根で断熱することのほうが意味がありそうだと感じて終了。

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かがりやの緯度を住所から緯度経度を検索、35度2分9.942秒 ≒35.2

南中高度は以下で概算: (90-35.2-23.4) + ((23.4/91) * 冬至まで/からの日数)

夏至を起点として前後65日の直射日光をカットするためには: 4/17から8/25 → 61.7°以上の南中高度について対策

軒とカベ(窓)と南中高度の太陽光線がつくる三角形が、直角三角形になるときに軒の長さが最短で良くなる。よって軒の角度は61.7°が望ましい。が、これを60°とすると計算が簡単になるのでそうする。となると、軒の長さは軒高の半分になる。ちなみに京都で南中高度 60°というのは4/3と9/10ごろ(by国立天文台)。